2017年05月25日

GNN公開ワークショップin東京

「祝全生技術大会開催記念企画」と称したGNN開催の“公開ワークショップ”に参加した。
直近の生コン業界を取り巻くテーマに対し、具体的な取り組みをとことん議論しようという。
大きなテーマは次の2つである。

1.残コン技術フォーラム
(有)長岡生コンクリート 宮本社長から、残コン技術フォーラム設立趣旨宣言がありスタートした。
“参加いただいた方々は、当該趣旨にご賛同いただいたとして自動的に会員登録をさせていただきます”と熱い発言があり、会場を沸かせた。

次に示す残コン処理技術の保有業者から、技術紹介があった。
・「スラモル」:スラッジ由来の高流動埋め戻し材/(株)金子コンクリート
・「モレステ」:ポンプ先行モルタル代替品/(有)川端工業
・「セルドロン」:現場残コン処理材/グロースパートナーズ
・「IWAシステム」現状報告(ミツワ生コン)/GNN残コン解決WG報告
・「繊維入り残コン処理」/萩原工業

2.i-Constructionの最前線
国交省i-Construction施策の伝票電子化について、長岡生コンクリート 宮本社長から報告があった。
多くの建設資材が伝票電子化を図っているが、生コンクリートの伝票について全生工組に要請をお願いしたところ「困難」(Noに近い)との答申があったという。
その後、たまたま別件でGNNが往訪したところ、「どうなのですか?」と問われた。
国交省は邁進したい方向で動いている。GNNは賛同・協力する方向で行動する。
(※関心のある方は下記URLを参照して下さい)
http://www.nr-mix.co.jp/mt5/mt-search.cgi?search=%E4%BC%9D%E7%A5%A8%E9%9B%BB%E5%AD%90%E5%8C%96&IncludeBlogs=all&blog_id=1&submit=%E3%81%93%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%A7%E6%A4%9C%E7%B4%A2

・「Probe」システムの近況報告/東伸コーポレーション

3.その他
・GNN生まれの透水性コンクリート
  「ドライテック」説明/長岡生コンクリート
  施工実績報告/金沢生コンクリート
・和製レディージェット/白石建設
・GNNジェットコンクリート供給プロジェクト/陽光物産
 
身近な課題に真摯に立ち向かい、解決しようとする熱意は素晴らしいものがある。
ITによる大きな産業革命の波は揺るぎない。対岸の火事ではないと痛感した。

新東産業株式会社 営業 仲田昌弘




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2017年05月11日

第19回生コン技術大会報告

4月13〜14日、全国生コンクリート工業組合連合会主催の第19回生コン技術大会が、東京 大手町の日経ホールに於いて開催された。
大会のコンセプトは「生命を守るコンクリート」。
2011年の東日本大震災、昨年の熊本地震や気象変動の影響によると思われる多くの自然災害の頻発する環境下において、国民の大切な命を守る役割はコンクリートが担うものと改めて評価され、当業界の責務と感じ表現したとのこと。

内容は以下の通り
【特別講演】
「サスティナビリティ関連規格はコンクリート業界を変えるか」
講師:東京大学 教授 野口 貴文氏
【特別講演】
「生コンが生かすコンクリート舗装」
講師:東京農業大学 教授 小梁川 雅氏
【39編の発表】
第1セッション「試験・管理」5編
第2セッション「生コン、強度」7編
第3セッション「リサイクル」7編
第4セッション「物性・暑中・寒中」8編
第5セッション「特定課題・舗装」7編
第6セッション「材料」5編

これらの中から、環境に関わる項目について紹介する。
野口東京大学教授の特別講演「サスティナビリティ関連規格はコンクリート業界を変えるか」では、

■コンクリートと環境問題について
建設業界に関わる事象が発祥する環境問題は、@資源循環(資源消費・廃棄物発生)、A環境破壊(地球温暖化ガス排出・オゾン層破壊・酸性雨・大気汚染・水質汚濁・土壌汚染/生物多様性・ヒートアイランド/騒音・振動/景観破壊等)が存在する。
そして、コンクリートに関わる環境問題として、@地球温暖化(セメントクリンカー生産によるCO2排出・材料、コンクリートの運搬によるCO2排出・建築物使用時の冷暖房エネルギー消費によるCO2排出)Aヒートアイランド(コンクリートの蓄熱)B資源循環(天然資源の枯渇・廃棄物の発生・最終処分場の不足)C有害物質(重金属の溶出)の説明があった。

CO2の排出に至っては、世界全体の5%をセメント産業が占めている。
驚いたのは、コンクリートのマテリアルフローである。コンクリートは全資源消費量(年間)1610(百万t/年)のうち196((百万t/年):12%に及ぶ。資源枯渇を改めて考慮すると、石灰石資源の枯渇の将来予測は、2050に不足信号、2150年には枯渇状況に陥るとされている。骨材のリサイクルは現実化し、実施されているがセメントの原料については何ら対策がなされていない。セメントに代わる資材があるのか…大きな課題となろう。

■関連する各規格、ISOにおける環境マネジメント規格の改装構造について、JIS化への動きなど
土木学会:コンクリート構造物の環境性能照査指針(試案)2005年に制定
日本建築学会:建物のLCA指針1999年制定・2013年改定4.0v.
日本建築学会:鉄筋コンクリート造建築物の環境配慮施工指針(案)・同解説2008年制定
日本建築学会:高炉セメント又は高炉スラグ゙微粉末を用いる鉄筋コンクリート造の設計・施工指針2017年制定 ※CO2削減レベルを作成
日本コンクリート工学会:
サスティナビリティ宣言(2012年4月)
サスティナビチティフォーラム
関連9業界が参画サスティナビリティ宣言のフォローアップ

JIS規格では、再生骨材、レディーミクストコンクリートの環境配慮の規定の変遷(エコセメント、再生骨材の使用、スラッジ水の利用促進、環境ラベルの導入、回収骨材の採用等々)と将来導入可能な環境関連規定(JIS Q 13315-8に基づく環境ラベル制度)についての説明がなされた。

まとめにコンクリート業界の持続発展のために
・低炭素型コンクリートの普及
・コンクリートのカーボンニュートラル性の評価(CO2吸収の評価)
・コンクリート構造物の長寿命化
 温室効果ガス排出量の削減
 コンクリート使用量の維持・増大
・リサイクル可能なコンクリートの普及
 コンクリートの生産活動の永続
などを挙げた。

IT産業の発展による第四次産業革命の最中、国交省のi-コンストラクションの普及はコンクリート業界が変わらなければならない状況に追い込まれつつある。同時にサスティナブルな行動も急がれる。

「リサイクル」に関する研究発表も興味深い。是非一読をお勧めしたい。
 

新東産業株式会社 営業 仲田 昌弘



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2017年03月31日

神奈川県小型生コンクリート協同組合 技術会報告

新東産業株式会社 好学館との共催による「コンクリート技士・主任技士受験講座」を受講し、晴れて技士・主任技士の称号を獲得した方々からの“メッセージ”をお送りします。


コンクリート主任技士合格
株式会社坂本茂商店 坂本生コン技術課 山口 航氏
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横浜市鶴見の位置する小型生コン工場・技術課に所属し、日々生コンクリートの品質管理業務に努めています。地域がら所狭しと現場へ、小型生コンの機動力を駆使して生コンを供給しています。
コンクリート業界も常に新しい技術が生まれていく中、弊社もコンクリート技士8名、品質管理者3名の有資格者を配し、“優れた生コンを提供”を使命として事業展開しています。そんな環境の中、更に多くの知識を身につけなければならないと奮起しコンクリート主任技士に挑戦しました。

1回目は、独学で受験し撃沈! 独学での受験対策、特に「論文」には限界を感じていたところ、組合の技術会と新東産業株式会社 コンクリート好学館との協賛でコンクリートセミナーが開催され、参加しました。
講師の方々の経験からの対策や示唆は「すごい」の一言です。何度も論文を添削していただき、文章の構成、何を伝えたいか・・・等が着実に身につきました。

合格しても現状に満足せず、これからも精進していきます。
熱い講師の方々、楽しい仲間と学べたことは受験するに当たって、心強い励みとなりました。好学館の皆様心より感謝いたします。ありがとうございました!



コンクリート技士合格
株式会社小沢商店 小林 崇氏

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私がコンクリートと関わりだして早10年余り、そしてコンクリート技士を目指してからも○年経ち、ようやく合格!それもこれも好学館のおかげです。「感謝」一言で言うならそうですが、一言では言い足りません。曖昧な目標から明確な目標へと変わり、好学館は本当に“やる気スイッチ”をONにいれてくれるところです。

合格して思うことは、人それぞれ学習の仕方が違いますが、学ぶために人から教えを乞うことは必要だと心底痛感しました。はじめは軽いい気持ちで参考書、問題集をこなし、自分なりの達成感だけであって毎年同じ結果に至っていたわけです。今年は、なにかやり方を変え0からやってみようと思ったところの好学館でした。
セミナーには参加できず通信教育限定でしたが、理解できるまで徹底的に分かり易く指導していただきました。

今回の勝因は、“やる気”です。“やる気があれば何でもできる!”どこかで聞いたフレーズですが、そんな気持ちです。
弊社のモットーは、「品質第一」です。当たり前のことのように掲げていますが、生コンは文字通り“生もの”です。時々刻々と変化、季節によっても変わります。中々手ごわい商品です。得られた称号に恥じることなくこれからも継続して研鑽し、満足することなくステップアップしていきたいと思っています。



コンクリート技士合格
株式会社石塚建材 試験係 大賀 正氏
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私は、弊社の試験係として品質管理業務を担当しています。今年で3年目を迎え、目標であった「コンクリート技士」の称号を取得することができました。お世話になった組合 技術会のメンバー、好学館の講師陣の方々にこの場をかりて御礼申し上げます。

弊社は、近隣に大型工場、競合する?小型生コン工場があり、品質も優秀な技術陣もバックに控えております。それに対応していくためには、品質には十分注意を図らなければなりませんし、技術力も充実しなければなりません。コンクリート技士は、この業界で仕事をする上で“コンクリートの基礎技術”として必要最低限のものと思っています。

弊社では未だ高度な特殊コンクリートを取り扱ってはいませんが、今後の建築業界の流れから多種多様なニーズに対応できる技術力が必要と感じています。そのためにさらに多くの知識・知見をもった「コンクリート主任技士」の称号が大きな力になると信じています。自分自身のスキルアップのためにも、会社からの期待にも応えるべく「主任技士」を目指して日々研鑽していく所存です。

今年も組合 技術会と協賛の好学館に参加します。参加予定の皆さん!伴に目標目指して頑張りましょう!!




 
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2017年03月23日

東京コンクリート診断士会 第1回技術研修会報告

平成29年3月2日(木)日本コンクリート工学会にて東京コンクリート診断士会主催 第1回技術研修会が開催された。民間資格の有効活用が国交省から提示され、官庁発注の維持管理関係の物件にコンクリート診断士の活躍の場が広がると予想されている。診断士個々のスキルアップを目的として東京コンクリート診断士会が先駆け技術研修会を開催した。参加者は80名程に及び、会場は満員で当研修会への関心の高さを感じた。

プログラム1:
山岳トンネルの施工方法、変状と点検・診断、補修・補強
(株)アサノ大成基礎エンジニアリング 毎田敏郎氏
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「トンネルの診断は施工方法が理解できていないと変状の原因が特定できない」とのことから、矢板工法とNATM工法の設計や施工の違いの要点を解説された。その上で生じる変状の事例を紹介、解り易く講演していただいた。
小さな破片の剥落でも大きな事故につながる可能性があるので、場合によっては診断の段階で確認して処置をしておく必要があるとのメッセージがあった。


プログラム2:
コンクリート診断資格試験問題にみるコンクリート構造物の診断に必要なコンクリート構造学
(有)テクノミネッツ 代表取締役 峰松敏和氏
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(1)梁の破壊形式と応力-ひずみ曲線
基礎的知識として知っておくべき梁の破壊形式について、過去に出題された診断士試験の問題を例に挙げて解説。
設計上の破壊や基本仮定(限界状態設計法)等
(2)過大荷重によるひび割れや大きなたわみ
構造的な損傷と耐久的変状に起因する損傷の見極めについて解説
(3)地震や地盤沈下等に起因するひび割れ
地盤に起因する損傷と耐久的変状に起因する損傷の見極めについて解説
(4)コンクリート部材の耐力や剛性の低下に対する基本的な考え方(点検・調査の評価判定)


プログラム3
PC構造物の基礎からPC特有の変状と点検・診断・補修・補強
東京コンクリート診断士会会長 小野定氏
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PCの基礎として、PCコンクリートの分類、構造設計におけるポイント、フックの法則をはじめとした各種断面力、等
PC特有の変状について事例を紹介して解説
点検と診断として、点検方法、調査項目とその方法
補修・補強について

構造の知見の乏しい私にとって大変勉強になりました。
※参考までに、講演内容の詳細については東京コンクリート診断士会 ホームページ(会員限定)に記載されていると思います。


新東産業株式会社 営業部 仲田昌弘



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2017年03月15日

H28年度コンクリート技士合格者の声 Vol.1

新東産業株式会社 営業部の吉川嵩吾です。

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昨年度、入社早々会社からのミッション “新東 コンクリート好学館に参加し、コンクリート技士試験を取得” のため、果敢に受験に挑戦しましたが惜しくも???不合格でした・・・。

今回は昨年の失敗を踏まえ、日々の実務経験・現場体験を技士試験に結びつけて学習!
再チャレンジ(リベンジ)とういうこともあり、背水の陣の覚悟で臨みました。
上司であり講師でもある仲田、田辺両講師の熱く厳しい指導のもと苦手分野である構造や耐久性についてもどうにか克服し、

無事合格することができました

好学館に参加し、参加者の皆さまと共に学ぶことで大きな刺激を受け、疲れた時のエネルギー、励みとなり今回の結果に繋がったと思います。
新東の営業・技術であるコンクリートマスターを目指し、皆さまのお力添えができるようこれからも頑張ります!

最後に今回の受験に当たってご援助いただいた皆さまに厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


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2017年02月23日

「先送りモルタルが消える日」モレステ・ポンプ圧送

2月3日に(有)長岡生コンクリート社において、生コン打設時に使用される先行モルタルに代わる先行材のデモンストレーションが行われた。ゼネコン、ポンプ(圧送)業者、生コン工場、他関係する企業を対象とし、多くの見学者が集合した。

生コン建設現場において環境負荷低減として課題になっている残コン、その一例に「先送りモルタル」がある。この先送りモルタルは、生コンのポンプ打設に当たって欠かせない材料である。そして、通常の配管の場合の先送りモルタルは、生コン工場の最小ロットとの関係もあり0.5m3が使われる。しかし、この材料は打設せずに廃棄しなければならないものである。その際には、ミキサー車に戻して生コン工場で残コンとして処理されるのが通説である。

さらに、生コン工場側においては先行モルタルのために1車両運搬に使用しなければならない。これによる配車への影響は大きい。
この様な背景から、先送りモルタルの代わりに僅か18〜50ℓの量で済ませてしまう先行材「モレステ」が開発された。

粘性の高いスラリー状の材料を水で希釈して、配管に投入する。(ポンプ車内には通さない)スラリー状のモレステは硬化する成分がないため、先行モルタルに様に時間とともに固まる心配がない。

ポンプ配管内を圧送する生コンの先端部で推し進められ、打設生コンと混合しない特長がある。従って、ポンプ先端から排出された「モレステ」スラリーを取り除くだけで無駄がない。

デモンストレーションT:
水平輸送配管(4インチ60m)下図の通り
コンクリート配合:24-15-25 普通
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デモンストレーションU:
Tの条件に、ブーム配管30mを連結・総配管長100m
コンクリート配合 24-15-25 普通(Tに使用したもの
(30分程度経過)用いたため、スランプは10cmの性状
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全体像(ポンプ車及び水平配管)
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「モレステ」:これを水で希釈
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配管に投入
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水平配管(4インチx60m)
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「モレステ」が先行、混合せず生コンが排出される。
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荷卸し時のコンクリート性状と何等変わらない。
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デモンストレーションU(ブーム管30mを連結)垂直に下に向かう配管
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厳しい条件でさすがに生コンの最初は分離気味であったが問題はない。

この後、質疑応答の時間があり様々な討議があった。
モレステがそのまま現場に打設できれば(廃棄しなくて済む)理想であろう・・・

「先送りモルタルが消える日」近い将来であろう。
環境負荷低減へ向けての新技術のご紹介報告でした。

新東産業株式会社 営業技術 仲田昌弘




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2017年02月03日

神奈川県小型生コンクリート協同組合主催 第3回技術交流会

平成29年1月20日(金)、「神奈川県小型生コンクリート協同組合小型生コンクリート協同組合主催 第3回技術交流会」に参加しました。
開催に当たり弊社 仲田より技術交流会の活動報告と本講演会の主旨説明、続いて当協会の坂本理事長よりご挨拶があり講演へと進みました。
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坂本理事長の挨拶


講演内容は以下の通り。
講師:
一般財団法人日本建築総合試験所 製品認証センター工業標準部 東日本業務課長 山田人司氏
内容:
JIS認証工場の基本的な心構え
JISを取り巻く最近の動きの中から、「誤表示問題」、「JISマーク表示一時停止の公表」、「原材料の不正使用(認証取消)」等を例に挙げ、認証取得工場としての責任を踏まえ、“信頼性のある生コンを出荷する”立場について解り易く説明を受けました。また、不適合となる原因とその対策について具体的な例を挙げて説明を受け、理解度が深まりました。
平成28年度の維持審査の現況問題点と対策
停止状況の現況について、廻りの状況が分かりました。
立入検査の指摘事項の例を挙げ、対処方法等について理解することができました。
JIS の動向(改正・変更予定など)
プラントの更新(SB)の対応。材齢7日の圧縮強度が得られてからJIS表示との動きがあります。(現行では、変更届提出、受理を受ければJIS表示が可能。強度の確認が必要ではないかとの諮問があるとのこと)
試験供試体の寸法(JIS A 1132)による精度の確保が必要。(外れるとJIS認証に活用できないことがあり得る)等、今後の検討課題を把握しました。

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山田講師
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会場の様子


講演後は質疑応答があり、異なる視点から考察でき参考になりました。
法律を遵守しなければならないことが第一であり、自分都合の解釈では不適合となるケースがあると思いました。不明瞭な点は放置せず、遠慮なく認証機関に訪ねて解決していくべきと思います。講師の方からもその旨是非実施して下さいとのお話をいただきました。認証機関でも理解に困難なケースもあります。その都度対応を検討してよい方向に進めたいとの意向であるとのことでした。

その後の懇親会では、今年度のコンクリート技士 主任技士に合格された方々の発表と記念品の授与もあり、来年度の幹事、自己紹介などで、さらに皆さんのネットワーク作りに花が咲きました。


新東産業株式会社 営業担当 加藤郷典




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2017年01月24日

新東コンクリート好学館 H28年度コンクリート技士・主任技士受験結果報告

新東コンクリート好学館受講者のコンクリート技士・主任技士受験結果をご報告します

・コンクリート技士合格率:33.3%
・コンクリート主任技士合格率:11.1%


【東京会場】
コンクリート技士   受験者:8名  合格者:0名  合格率:0%
コンクリート主任技士 受験者:9名  合格者:1名  合格率:14.3%
【神奈川会場】
コンクリート技士   受験者:3名  合格者:2名  合格率:66.6%
コンクリート主任技士 受験者:6名  合格者:1名  合格率:16.6%
【新潟会場】
コンクリート技士   受験者:15名  合格者:6名  合格率:40.0%
コンクリート主任技士 受験者:4名  合格者:0名  合格率:0%


目標達成!
合格者の皆さん おめでとうございます


毎年毎年問題の出題傾向が異なる傾向にあります。
過去問題の対応だけでは対策が不十分になっている模様です。基礎的な知識を十分に習得しなければ合格は難しくなりました。
主任技士対策は、ますます論文重視になっている様です。自身の業務体験、新しい技術の知見、幅広い知識と記述力が合格には必須となりました。

国交省の民間資格の有効活用を見据えて、狭き門となっているのでしょうか・・・・
頑張れ受験者!!

好学館館長 仲田昌弘




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2016年12月09日

H28年度コンクリート技士・主任技士試験終わる!!

4月からスタートしたコンクリート好学館は、11月12日(新潟会場)11月13日(東京会場)にて最終回を迎え、模擬試験を実施しました。
田辺講師が厳選した試験問題に果敢に挑戦!
主任技士受験の方は、1時間30分に60問を解き、論文作成(1問)を1時間の範囲で行うハードな模擬試験です。
採点の時間(30分)後は試験問題の解説です。過去問にない問題を選択したところがあったためか、東京会場は正解率がやや低い状況でした。新潟会場は成果が上がっているのかまずまずの結果でした。
本日の試験結果をもとに最後のダッシュ!!を喚起してH28年度好学館を終了しました。
年末には、受講された皆さまの吉報をお待ちしています。
新東産業好学館 田辺講師

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新潟会場:仲田講師による解説
背中には試験のプレッシャーが・・・← 終了後の感想
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東京会場
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模擬試験に果敢にチャレンジ!!
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田辺講師による解説
過去問にない点についての丁寧な説明


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2016年10月13日

東京コンクリート診断士会 技術セミナー参加報告

9月27日(火)に開催された「高速4号新宿線(改)上部工補強工事見学会」に参加した。参加人員は、現場の都合上35人に限定され貴重な体験であった。
見学内容は「高速4号新宿線(東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目付近)」上部工(ゲルバー部)補強工事他である。

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高速4号新宿線(外苑西通り高架橋)(ゲルバー連結一体化部)

対象構造物
・連続PC箱桁橋
・橋長:164m
・定着工法:フレシネー工法
・供用年月:昭和39年8月(供用経過年数50年)

工事概要
・桁の連続一体化(ゲルバー部の桁連結)
・支承取替(ゲルバー部の支承取替)
・外ケーブル補強工(ゲルバー部の補強及びB活荷重対応)
・コンクリート桁の補修補強(炭素繊維補強、剥落防止工)

ゲルバー構造は、連続桁橋の中間部に適当なヒンジを設けた形式で、単純桁を数径間並べるより曲げモーメントが小さくなり、連続桁相当の支間長、桁高で計画が可能になり、連続桁よりも経済的であることから、昭和40年代に多く採用されるに至っている。

しかし、大型車交通の増加とゲルバー部の応力集中によるひび割れ損傷や伸縮継手からの漏水等により支承の劣化損傷(主に腐食)が生じやすいこと、箱桁のゲルバー部においては狭嗌な環境のため、支承部の点検や取替え等、維持管理が困難である等の課題を抱えている。
   
当該補強工事は、共用下で既設ゲルバー部の構造変更を図り、改良を行う。
新技術として、既設PC鋼材の再緊張工法が採用されている。
その他、
★断面修復工:
 調査 →
 カッター・はつり →
 防錆処理(セメント系鉄筋防錆材) → 
 下地処理(エチレンー酢酸ビニル共重合体) →
 断面修復(ポリマーセメントモルタル材)

★ひび割れ補修工:
 幅0.2mm以上のひび割れに対して、樹脂注入を行う。
 シール材:エポキシ樹脂系パテ状シール材
 注入材:注入用エポキシ樹脂 
★コンクリート片剥離防止工(タフガードスマートバルーン工法)
 断面修復及びひび割れ補修を行った後、剥落防止の施工を実施
 (エポキシ樹脂/プレイマー、
 パテ・柔軟形ポリウレタン樹脂塗料/中塗・上塗)
★床版補強工(炭素繊維シート格子接着工法)
 シート貼付工1層目:主鉄筋方向
 シート貼付工2層目:配力筋方向
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★ゲルバー改良工(床版連結工事)高速上作業
 舗装切断 → 既設伸縮装置撤去 → 鉄筋配筋:超速硬コンクリート打設
 の手順で完了

以上が当該工事の概略である。

以下、工事模様の写真を紹介する。
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ゲルバー部:損傷状況
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ゲルバー・支承部:損傷状況
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修復後のゲルバー部及び支承
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メンテナンス用に設けた点検坑から見た支承部(可視化を図る)
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外ケーブル補強(外側)/ コンクリート片剥落防止工(塗装状況)
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外ケーブル補強(内側)、上部格子模様は炭素繊維シート格子貼/剥落防止工
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炭素繊維シート格子貼状況
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外ケーブル定着部


終わりに、本現場見学にあたり、暑い中ご説明いただいた首都高速道路株式会社ご担当の方々にこの場を以って厚く御礼申し上げます。
   
東京コンクリート診断士会正会員 
新東産業渇c業 仲田昌弘

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