2017年07月14日

第20回GNN技術勉強会in長野 すみへいフェア2017併催 参加報告

平成29年6月9日(金)に行われた「第20回GNN技術勉強会in長野」に参加しました。

快晴の中、生コンを遠隔でリアルタイムで品質を管理できるProbeを搭載した生コン車が現れ「生コンピタゴラスイッチ」は始まりました。(※先月の弊社メルマガのヘッドラインでこの件について触れましたが、生コンワールドの具体的説明がわかりずらく、この場でお詫び申し上げます。)
※ビックハット駐車場に集合した関連の作業車両群(PDF参照)


1.屋外デモ「生コンピタゴラスイッチ」

(1)Probe搭載型生コン車
ドラム内の生コンクリートリアルタイム監視システム
生コン温度・スランプ・容量をIBB・Probeセンサーにてデータ管理*
*ミキサー車に表示及び、工場へリアルタイムで送信・モニターにて監視

(2)モルタル先行材
先行モルタル(通常0.5m3のモルタル)を使わず、代わりに先行材:モレステをわずか30ℓでポンプ投入
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(3)ベルトコンベアー付きアジテータトラック
ポンプ筒先から出た生コンをネコイラズで搬送 
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(4)MobixでIWA改質
Mobix(地盤改良用ミキサー)に生コン(残コン相当)をIWA(RE-CON ZERO)を
加えて撹拌し、再生骨材にする
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(5)テレベルト
移動式ベルトコンベアで再生骨材をモバイルミキサーへ搬送
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(6)モバイルミキサー
移動式ミキサー車(モバイルミキザー)にて再生骨材を使用して生コンクリートを製造
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(7)ポンプ車からProbe搭載型生コン車へ積み込み 
モバイルミキサーで製造した再生生コンクリートをポンプ車で(1)の生コン車に積み込み
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生コン製造・運搬(品質管理の先端技術を含む)から環境を考慮したポンプ先行材、残コンを骨材に再生し(環境負荷低減)、再生された骨材を利用した再生生コンの製造(再利用)までを連続した生コンワールドです。持続可能な循環社会を想定した技術の集合体の披露でした。  


2.i-Conとは?

YDNやんちゃな土木ネットワーク:(株)正治組 大家洋平氏、(株)山口土木 松尾泰晴氏i-Con実施例を挙げ、その効率化、効果を講演…土木の魅せる(見せる)化は、2次元の図面を三次元化にすることでいかに生産性がアップしたかを説く。使用機器の進歩も著しいとのこと。
地方の中小企業が実施している実施例を国交省が紹介、全国へセミナー講演に参加。

(株)大林組 土木本部 本部長室 情報技術推進課長 杉浦伸哉氏
建設現場の宿命を変える ・・・生産性革命プロジェクト20を国交省は掲げている。
従来型のimprovementでは「継続的な改善」3〜5%程度の生産性改善にならない。
i-Conはinnovation「既成の打破」を以てして、20〜30%の生産性アップを掲げる。
それには、
 ・できない
 ・どうしたらできる
 ・ポジティヴに行動
 ・行動したら改善
 ・既成打破
のマインドスピリットを持ち邁進する。
そして、
 ・建設現場を最先端の工場へ ・・・T-CIM化
 ・最先端のサプライチェーンマネジメントを導入(生コン伝票の電子化等…)
 ・既成の打破
を「3本柱」とするという。

大成建設(株) 土木本部 土木技術部 技術品質推進室 次長 北原剛氏
生コン伝票電子化(鹿島建設・大成建設)で実施検討に入っている。サプライチェーンマネジメント導入の一環として捉え、生コンの出荷・搬送・打設の見える化が大きな改善につながる。時間とともに変動する生コンの品質、状況(出荷・搬送・打設)をリアルタイムで把握することが重要、効率化に貢献する。
紙から電子データにすることで情報の共有 → 品質管理も共有 ・・・生産性の向上につながる。電子化することで情報がリアルタイムで共有され、可視化する。工事記録も終了と同時進行で完了。

中小の建材店、生コン工場での対応は未だ先の様に見えるが決して遠くない!!
意識改革が必須であると痛感しました。

  
仲田昌弘

  
posted by 新東産業 at 09:00| 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする