2013年10月30日

平成25年度 東京・静岡・長野コンクリート診断士会合同セミナー報告Vol.2

前回報告の続きです。

土木研究所の見学セミナー

土木研究所(つくば)の概要は、
独立行政法人土木研究所
 つくば中央研究所
 水災害・リスクマネジメント国際センター
 構造物メンテナンス研究センター
 敷地面積:333,475m2、建物延床面積:48,029m2(A〜Iブロックの9施設)

今回見学するのは、
CAESAR「日本の土木構造物は老朽化が始まり、構造物の健全性を評価し、維持管理する技術の確立を急ぐ必要性から研究組織を改組・発展させ、道路橋の安全管理のための構造技術に関わる総合研究機関」
で、2008年4月1日に設置されました。

主な実験施設は、
 構造物実験施設(30MN大型構造部材万能試験機、1,000kN疲労試験機、
 大型構造物繰返し載荷試験装置、構造物繰返し載荷装置)
 構造力学実験施設(輪荷重走行試験機)
 部材耐震強度実験施設
 耐風工学実験施設(低速風洞)
 基礎特殊実験施設
 基礎機械格納庫
 臨床研究用撤去部材保管施設(劣化部材を展示)
 試験橋梁

全国14箇所から「ASR・塩害・凍害をはじめ、多数の劣化・損傷(複合劣化)により撤去された構造物」が展示されており、これらを調査さながらの体験(見る・触れる等実体感)することが可能でした。今後の構造物の調査・診断に役立つ貴重な見学・学習をすることができました。ご案内頂いた、ご担当者の方々に深く感謝を申し上げます。

診断士会集合写真
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セミナー座学
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30MN大型構造部材万能試験機
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実荷重試験機
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試験体(津波による実想定荷重)
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銚子大橋(鋼5径間ゲルバートラス桁)劣化部材の耐荷性能検証後の部材
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神戸橋(鋼板接着で補修されたRC床板)凍害・疲労による複合劣化
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神戸橋(橋梁)ASR
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旧温海川橋(橋脚)発錆限界塩化物濃度に関する調査(鉄筋の被り他)
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津波橋(RCT桁橋)塩害による落橋
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植苗橋(ポストテンションPC橋のグラウト充填状況)
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能生大橋(橋梁、床板)塩害
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首都高速 (火災損傷)
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ショウボンド補修工学研究所
 
基本理念は
「化学と土木の有機的な融合から生まれる技術の土木・建築分野への展開」
経験工学から補修工学へ
研究所の概要は
 敷地面積:21,146m2
 本部・研究棟、大型実験棟、移動載荷試験棟、供試体製作棟、屋外展示場の6施設
 研究棟:高分子材料の研究開発を中心に行う施設

製品の耐久性を評価する環境試験室、機械的特性を測定する物性試験室、劣化メカニズムや劣化状況の解析ができる電子マイクロアナライザー(EPMA)をはじめとする各種分析装置等を見学しました。
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大型実験棟及び展示

長さ20mの梁、幅4mの床板等の試験が可能な500kN構造物疲労試験機、
恒温恒湿室内200kN構造物疲労試験機、
全天候室(自然環境を再現、日射、気温:-20℃〜+60℃、降雨、降雪)

250kN移動載荷試験装置
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展示(塩害損傷と対策事例)
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とても充実したセミナーでした。有難うございました。

東京コンクリート診断士会正会員 仲田昌弘





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