2015年01月29日

生活習慣のリスクマネジメント Vol.2

ライフリスクの為の準備その1「運動の仕方」

~生活習慣病予防のために~身体活動量・運動量及び体力の基準値が「健康づくりのための運動基準2006―身体活動・運動・体力―」(運動基準)として「運動所要量・運動指針の策定検討会」において示されました。
 この運動指針では、身体活動、運動、生活活動を次の三つに定義されています。(図1にその概要を示します)

1「身体活動」
 安静にしている状態より多くのエネルギーを消費するすべての動きのこと
2「運動」
 身体活動のうち、体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施する運動
3「生活活動」
 身体活動のうち、運動以外のものをいい、職業活動上のものも含む動き

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*引用<エクササイズガイド2006>


私たちの身体が動かされて動いている時「生理的基礎代謝状態」=身体活動量「ゼロ」を安静状態といい、その基礎代謝量を“個人の基礎代謝整理活動状態”「Metabolic EquivalenTs」METs:メッツで表わし、1メッツを身体活動の強さの単位としています。
また、身体活動の量の単位を身体活動の強度(メッツ)に身体活動をした時間の長さを掛け合わせて「メッツx時間(h)」エクササイズ「Ex;Execise」で表わします。

この身体活動の強度と量をベースにした健康づくりのための身体活動量の目標は、週23エクササイズ以上の活発な身体活動(運動・生活活動)を行い、そのうち4エクササイズ以上の活発な運動を行うことと提案されています。この目標に含まれる活発な身体活動とは、3メッツ以上の身体活動でそれ未満の弱い身体活動は目標に含みません。図2に1エクササイズに相当する活発な身体活動を示します。

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*引用<エクササイズガイド2006>


活発な身体活動を行うと、消費エネルギーが増えて身体機能が活性化することにより、糖や脂質の代謝が活発となり、内蔵脂肪の減少が期待されます。その結果として血糖値や脂質異常、血圧の改善により生活習慣病の予防に繋がります。
また、運動による消費エネルギーの増加と体力の向上も生活習慣病の予防に効果があるとされています。
生活習慣の改善を目的として運動を行う場合には、
1)自身の体が発している身体感覚情報を感知する感受性を普段から養う
  (自分の体とのつきあい)ことが重要
2)具体的な運動方法を指導の下でスタートすることがポイント。
  生活活動とは別な運動を身体で経験し、実際に運動しながら自分の運動
  メニューを自分で作成する

自発的な計画・意図がなによりも大切なことです。リスクマネジメントの基本のPDCAです。
年末・年始の行事でカロリーオーバーになっている諸氏! 寒い時期ですので、十分に注意をしながら取り組んで下さい。

日本リスクマネジメント協会正会員 仲田 昌弘


posted by 新東産業 at 09:00| 徒然CSR考座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする