2015年04月30日

生活習慣のリスクマネジメント Vol.4

ライフリスクの為の準備 その2
「運動の仕方/日常生活の仲での身振り・しぐさ・振る舞い」

前回は、運動量、運動基準について述べました。日常生活において、このバランスが崩れると次の様な結果となります。
生活習慣病の「温床」としてメタボリックシンドロームが話題になり、病気の発症、進行を予防するものとして、特に「肥満」が挙げられこれをターゲットした特定健康診査(※)及び特定保険指導があります。「メタボ健診」と巷では称されています。
※40歳〜74歳までの公的医療保険加入者を対象
メタボリックシンドロームの判定項目・基準値は、下表に示します。
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この結果・判定が「メタボ」を受けた対象者には、「生活習慣の改善の取り組みが必要」とのことで保健指導・「特定保険指導」(※)を受ける事が進められます。
※「動議付け支援」と積極支援」の2タイプがあります。
積極的支援の取組を下表に示します。
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健康診査の結果は、自覚症状がなく、日常生活に負担がないケースでは、将来の重大な病気(例えば、脳血管障害、心筋梗塞、癌など)に罹る危険(リスク)がある状態と思う方は少ないでしょう。日常の現実に追われて将来など見据える、ましてリスクを増長して健康管理を想像することは稀でしょう。また、認識したくない行為の一つです。そして、自分は大丈夫、たいしたことはない、そのうちに・・・と先延ばしにしがちです。
この様な心理状況を考慮して、生活習慣病について解決すべき課題をリスクマネジメント風に問題点を整理し、解決すべき課題の設定を試して見ましょう。


1. 日常生活は、仕事でも個人的生活でも、習慣化した「身体の動かし方」(身振り・しぐさ・振る舞い)から成り立っています。その「慣れ」のために何か問題があってもそれが隠蔽されていて顕在化していません。身振り・しぐさ・振る舞いは他人が見ると問題点は感じる事ができますが、本人は「慣性の力」が働いていて、その問題を感じることすらできません。緊急事態に遭遇してはじめて、その問題に気づくというのでは遅いのです。

2. 「生活習慣が病気の原因」であるとか、「生活習慣が悪い」とかいう認識ではなく、「生活習慣には、必ず問題が内包している。」という認識をすることが大切です。

3. 「生活習慣に内包する問題」は、潜在リスクです。これを「見える化」することでリスク回避を図ります。その方法は、「いつもと違った動きをする運動」を意識的にすることです。前回に記載した運動エネルギーを参照して下さい。意図的運動の効用は、生活習慣に内包する潜在リスクを見える化させることです。

4. 生活習慣の改善」を目的とした健康診査(健康チェック)の意義づけを明確にし、病気の早期発見(早期診断)のための「検診」との役割の違い、目的の違いを理解し、活用する必要があります。


「ひとの振り見て我が振り直せ」ではありませんが、顕在化していない問題点を予防する「意図的運動」を心がけてみましょう。
ちなみに、あなたのBMI値は? 
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意図的運動の目標を探って見ましょう!!
日本リスクマネジメント協会正会員 仲田昌弘


posted by 新東産業 at 09:00| 徒然CSR考座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする