2018年02月22日

東京セメント建材協同組合「建材店のための生コンクリートセミナー」参加報告

東京セメント建材協同組合 生コン委員会が主催する技術講習会
“平成29年度「建材店のための生コンクリートセミナー」 責任をもって納入する(配合計画書作成依頼書編)”
が、平成30年2月4日(日)に開催された。
今回のセミナーは、同組合が制度化した「建築材料アドバイザー・生コンクリート部門」の継続的事業の一環として実施されたもので、建材組合員のスキル・アップを図り、お客様に適切なアドバイスや、生コン打設でのトラブルを未然に防ぐことを目的としている。
講師は同委員会の古谷憲一郎 技術部長(石川生コンクリート専務)が担当し、約20名が参加した。

講義に先立って、当組合の村越義雄理事長より、生コン受注業務の安定が、業界をはじめ当組合の基盤、そして発展に繋がる大切な業務であると励ましの挨拶を頂いた。
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村越義雄理事長挨拶

また、中島浩司委員長(中島商事(有) 専務)からこのようなフォローアップセミナーを年に2〜3回実施し、4年経過した生コンアドバイザー資格制度の充実化を図る旨の挨拶があった。
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中島浩司生コン委員会 委員長挨拶


セミナーの内容は、生コン発注の際に必要な「配合計画書」を“作成するための作成依頼書”の作成手順を学習し、実際に様々な条件のもとで作成、完成させるプログラムであった。
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講師:古谷憲一郎生コン委員会 技術部長

「配合計画書」は、生産者(JIS 工場)がレディーミクストコンクリートを販売・納入する購入先に対する“契約書”及び品質に関わる“品質証明書”に相当する書類で、JIS規格では「配合報告書」は納入に先立って購入者に提出しなければならないと規定されている。
重大なトラブルは、配合強度を間違えて低い強度の生コンを発注・打設してしまい、高額の補償を余儀なくされるケースである。従って、間違えをしないための配合計画書依頼作成を造ることがいかに重要であるかということを認識した。

そのポイントは、主な仕様書
1)JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)
2)土木学会標準仕様書(土木学会)
3)建築工事標準仕様書JASS5(日本建築学会)
があること。
さらに、JASS5には2003年度版・2009年度版・2015年度版が重複使用され、見極めをしなければならない点があること。設計書に特記仕様があり指定事項があること。工場によってコンクリートの配合が異なることなど・・・。これらを丁寧にひとつひとつチェックして記入、作成していく作業である。

午後には学習した内容を確認する目的で条件の異なる配合作成依頼書を作成、終了後に質疑応答を交え、古谷講師から丁寧な解説を受けてセミナーは終了した。
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質疑応答



新東産業株式会社 営業・技術サービス担当 吉川嵩吾



posted by 新東産業 at 09:00| 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする