2014年05月30日

ミストチャージシステム運用事例ビデオを公開しました!

ミストチャージシステムを導入してくださっているお客様のご協力のもと、運用事例ビデオを作成、公開しました!グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
これまで写真ではなかなかお伝えしづらい部分もありましたが、ぜひこちらのビデオでミストチャージシステム導入のexclamationメリットexclamationをご覧ください!

(※音楽が挿入されていますので、音量にはご注意ください。)



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2014年05月29日

第10回GNN技術勉強会IN長野報告

平成26年5月10日(土)、11日(日)の2日間に渡り、長野ビックハットにおいて
創業400周年記念すみへいフェア
「世界の技術を見て触って体感」第10回GNN技術勉強会in長野

が開催されました。(主催GNN“元気な生コンネットワーク、共催 長野県工業組合技術委員会)
天候にも恵まれ参加者270名に及ぶ盛況な技術勉強会となりました。

今回の目玉は、屋外デモンストレーション!
モバイルミキサーによる生コンクリートの製造
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ベルトコンベアー付ミキサー(ネコいらず)による
生コンクリートの供給
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IBB Probeによるスランプ値、容積値の測定
(GPS連動スカイプによるライブ中継)
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IWAシステムによる戻りコンクリートの改質
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マルチコプター飛行
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NRコンクリートリペア技術
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等々・・・
その他 スラモル充填実演、瞬間吸収剤MGS軟弱土改質実演、透水コンクリート舗装材ドライテック透水実演等がブースにて披露。

座学技術勉強会は、11日AM11時より、若里文化ホールにて炭平コーポレーション株式会社 鷲澤幸一代表取締役社長のご挨拶によりスタートしました。
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環境負荷低減技術4件
  「スラモル … スラッジ水の有効利用」 産廃“ゼロ”を実現
     金子コンクリート:金子敬祐氏
  「IWAシステム … 骨材回収による“0円骨材”」 骨材再利用の実現
     長岡生コンクリート:宮本充也氏
  「ネオミックス … 再利用への市場開拓」 サスティナブルの実現に向けて
     依田儀一商店:依田健一氏
  「廃瓦コンクリート舗装」
     島根県生コンクリート工業組合専務理事:田原光夫氏
海外情報報告
  「ベトナムにみるコンクリート社会の可能性」
     美建工業:高田浩平氏
新技術報告
  「IBB Probe進捗状況 & フュージョン販売発表」
     GNNマシナリージャパン:廣藤義和氏
     *スカイプ中継とデモンストレーション
  「モバイルミキサー … 移動式現場プラント/残コン“ゼロ”も可能」
     *屋外デモンストレーション
  「レディージェット … ミキサー車の高圧洗浄機/ワールドオブコンクリート報告」  
     *9月シンガポール見学会計画

炭平コーポレーション創業400周年(西暦1614年/慶長19年に善光寺門前町の一角に創業)フェアも大勢の参加者であふれ、地元に密着した歴史・文化のある素晴らしい企業のイベントでした。


新東産業株式会社 技術開発 仲田昌弘



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2014年02月21日

コンクリート好学館 講師紹介

いよいよ4月開講の logo_kougakkan.png 新東産業コンクリート好学館

個性あふれる講師陣をご紹介します!


コンクリート好学館館長 仲田 昌弘
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・日本コンクリート診断士会正会員
・コンクリート主任技士
・1級造園施工管理技士
・日本リスクマネジメント協会正会員
わーい(嬉しい顔)コンクリートが大好き人間、化学専攻の目でコンクリートを化学するがモットーです。


コンクリート好学館副館長 田辺 昭人
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・コンクリート主任技士
わーい(嬉しい顔)コンクリートと現場が最愛の友。わかりやすく丁寧に指導します。


講師 山中 一也
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・一般コンクリート採取試験技能者
・コンクリート技士
わーい(嬉しい顔)試験対策を主に効率学習をアドバイス。


講師 田辺 将人
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・コンクリート技士
・一般コンクリート採取試験技能者(建材試験センター)
・JIS品質管理責任者(日本規格協会)
・プレキャストコンクリート製品試験員(建材試験センター)
・電磁誘導法による鉄筋探査測定士(建材試験センター)
わーい(嬉しい顔)コツコツタイプの学び!基礎から丁寧に指導します。


講師 石川 太陽
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・コンクリート技士
・一般コンクリート採取試験技能者(建材試験センター)
・危険物取扱資格(乙種)
わーい(嬉しい顔)天才的なひらめきで学びのコツと合格への近道を伝授します。

以上5名が、よりわかりやすく、簡単に実践経験を踏まえて解説します。
みなさん、お気軽に参加してくださいexclamation×2

講座概要はこちらをご覧ください!

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2014年02月12日

新東産業コンクリート好学館 H26年度生募集のお知らせ

H26年度 コンクリート技士試験受験対策講座 4月開講!

ようこそ!コンクリート好学館へ!

コンクリートってこんなに不思議で面白い、大好き!
I LOVE CONCRETE!


と思えるよう、多彩な講師陣と一緒に楽しく学んでいく講座です。
ベテラン講師と昨年資格を得た若手講師のコラボレーションプログラムです!
詳細はあらためて、こちらのブログでお知らせしていきます。
ご質問、お問合せ大歓迎!!!
03-3585-6411(代表)
新東産業株式会社 業務課
 までご連絡ください!



開講期間:



H26年4月〜10月(11月模試あり)
通信教育 全5回(9章)
確認テスト 全5回(各地区で実施)
※11/16 模擬試験実施(赤坂会場)
受講料:5,000円/1名(税別)
募集期間:3月上旬〜中旬まで


講座内容概要:
STEP1 4月コンクリート用材料
STEP2 5/6月

コンクリートの性質
コンクリートの耐久性
STEP3 7/8月


コンクリートの配(調)合設計
コンクリートの製造・品質管理および検査
レディーミクストコンクリート
STEP4 9月コンクリートの施工
STEP5 10月

特殊なコンクリート
鉄筋コンクリート力学
11月模擬試験(赤坂会場)


講師陣:
コンクリート好学館館長仲田 昌弘
コンクリート好学館副館長田辺 昭人
講師山中一也
 田辺 将人
 石川 太陽


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2014年01月15日

代表より新年のご挨拶(2014)

新年あけましておめでとうございます。

皆様のお蔭をもちまして、また新しい年を迎えることができました。
ありがとうございます。

”真剣ならば、「知恵」がある”
”中途半端ならば、「愚痴」がでる”
”いい加減だと「言い訳」がでる”
これは近江商人の教えの一つです。

本年も弊社一丸となり、「知恵」を出し続け、そして活発な人と人の交流を促進することで業界の発展に貢献してまいりたいと思います。

新しい年を迎え、共に前進して参りましょう。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。


新東産業株式会社 代表取締役会長 田邉 信





明けましておめでとうございます。
2014年の年初にあたりご挨拶申し上げます。

昨年の日本経済は、アベノミクス、円高是正、デフレ脱却への道等々、活性化が進み活況を呈した感があります。今年は、昨年の勢いを期待するところでありますが、4月に施行される消費税率アップがどのような影響を与えるか不確定な要素を含んでいます。

このような背景の中に土木・建築業界は、東北復興、2020年東京オリンピック開催に向けて明るい兆しが見えています。一方、セメントの生産能力や骨材の供給等の建設資材の調達や技能職の人材不足等、課題も多く抱えています。

今年は、昨年配した技術開発課をパワーアップし、ユーザーの皆様への技術的フォローの充実を心がけ、弊社のサービスをより満足していただけるべく努力を引き続きしていくとともに、

1.コンクリート用化学混和剤(AE減水剤・高性能AE減水剤等)の販売増強
2.長年培ってきたバッチャープラント・関連設備の提案型営業
3.JIS・高強度コンクリート等の認証に関わる技術アドバイスやコンクリート診断等のコンサルタント業務の構築
そして、次世代へ向けての柱として「ミストチャージシステム」の普及に邁進し、”持続可能な社会”を目指していく所存でございます。


新東産業株式会社 代表取締役社長 吉川 省二



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2013年12月19日

「ミストチャージシステム」の紹介が新聞、雑誌に紹介されました!

記事内容を以下にご紹介します!

「ミストチャージシステム」
スラッジ水のもとを絶つ、水を使用しない新しい洗浄方法


1.はじめに

今日、アジテータ車でフレッシュコンクリートを運搬する場合、荷卸し後の洗浄は不可欠である。都心では、交通量が多く、路上洗浄の場所を探すだけでも一苦労であり、交通渋滞を招く可能性や、高所での作業、汚水飛散事故といった危険が伴う。洗浄に使用した水は、プラントで処理されるが、多くの場合、産業廃棄物として処理されている。

2.スラッジ水の削減

荷卸し後ごとに発生する大量のスラッジ水を削減することはできないか?弊社は、「アジテータ車の、荷卸し後の水洗浄は毎回必要なのか?」という問題点に着眼し、アジテータドラム内部の付着モルタルが固結しなければ、荷卸し後ごとに水洗浄する必要はないのではないかという結論に至った。

3.新しい洗浄方法

本システムは、グレースケミカルズ(株)の協力のもと開発した、ミストメント(ミストチャージシステム専用噴霧液)を使用し、アジテータ車の外羽根部分を以下の写真のように覆う。
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取り付けたノズルから、超微粒子状態にしたミストメントを噴霧し、ドラム内部に充満させる。※概念図pdf
ドラム内部に細かい霧状にしたミストメントを充満させることで、水洗浄では洗浄しにくい羽根裏までも、付着したフレッシュコンクリートを固結させることなく、湿潤状態を保持することに成功した。操作は、車内に取り付けたボタンを押すだけと非常に簡単な操作で、洗浄はシュートのみで済む。これにより、スラッジ水を大幅に削減することが可能となった。

4.環境保護

ミストチャージシステムを使用することにより、危険な路上洗車作業がなくなり、洗浄に水を使用しないので、スラッジ水が減少し、脱水ケーキ等の産業廃棄物を削減することができる。また、洗浄作業時間の短縮による運搬効率向上、洗浄時のドラムの高速回転の減少により、燃費が向上し、CO2の削減が可能となった。今日、環境問題が懸念される中、ミストチャージシステムは、新しい時代の切り札となるのではないだろうか。

記事掲載誌「コンクリートテクノ12月号」(PDF)

お問合わせ

新東産業株式会社
TEL 03-3585-6411
FAX 03-3585-6940
E-mail info@shintosangyo.com
URL http://www.shintosagyo.com/


技術開発部 石川 太陽






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2013年11月19日

第2回 GNN技術発表会参加報告

2013年11月8日(金)、グランパークプラザ3Fにて開催された第2回GNN技術発表会(兼第8回GNN技術勉強会)に参加しました。
(有)長岡生コンクリート 宮本専務による開催宣言の後、挨拶の中でGNNについての紹介がありました。
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GNN=元気な生コンネットワーク
“各地域の元気のある生コン工場が、地域・組織(組合)の枠組みを超え、共創しよう”というグループ。
1.コンクリートに関するあらゆる『困った』を共有化し、有効な解決方法を模索・検討し解決案を導き出す
2.『生コン屋さん』の利点を活かした新規事業の開発・開拓を試みる
3.上記で得た知識や技術を新規事業として構築し、『生コン屋さん』の閉塞感を打開する
をコンセプトに、現在全国53社加盟によるネットワークが構築されています。


技術勉強会の内容は次の通りです。(抜粋)


◎基調講演:「コンクリートリサイクルの将来」
明治大学 理工学部建築学科教授 小山明男氏
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21世紀の持続的発展に関する世界規模の問題提起
(世界共通の5問題、1.人口、2.食糧、3.環境、4.エネルギー、5.資源)
持続可能な社会の枠組み(21世紀環境立国戦略のイメージ) 
環境省が提示する、地球生態系と共生して持続的に成長・発展する経済社会の実現に向けた3要素
・低炭素社会(気候変動と生態系)
・自然共生社会(自然の常識を根幹とする戦略)
・循環型社会(環境負荷と生態系)

人類の持続的発展を可能にするためには、生産活動の新たな指標の大転換が必要。
20世紀は生活水準と利便性の向上を目指して「生産性向上」を指標として生活の豊かさと利便性を手に入れた。その結果、地球的規模の環境破壊と資源枯渇を引き起こした。
21世紀は「生活水準を享受する利便性に対する自発的抑制」が指標となり、環境共生型の節度ある生活水準を模索することになる。
持続可能な発展(利便の質の確保)のシナリオはあるのか?など、なぜリサイクルが必要かについて説明があった。
また、建築・土木業界の資源循環、コンクリートのリサイクル、再生コンクリート技術やリサイクルの推進を後押しする制度等、コンクリートリサイクルに向けて次のような示唆があった。
・解体・再資源化技術の向上、業としての地位向上を踏まえたうえで、社会的責務の全うに努める
・再生市場における「需要と供給」、「生産と流通」システムの構築に向けた取り組みを積極化する
・再生資源に関する各業界の展望を幅広く聴取し、循環型社会の構築に貢献
・再生資材等の率先利用を国等から民間にまで拡大を要請
・再生資材の積極的使用を建築生産に係るものとしての責務を認識する
    

◎地域素材利活用協会について
一般社団法人地域素材利活用協会理事 山下氏

素材から建築や町づくりを行う活動を通じて、地域社会の経済効果を向上させるだけでなく、国土の利用整備保全や、学術や文化芸術の振興を担うことを目的としている。
南九州に分布するシラス(火砕流堆積物)をコンクリートに使用した例について講演があった。
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◎エコセメントの概要と事例
太平洋セメント中央研究所 多田氏

エコセメントの開発経緯、製造工程、性状特性等の説明と使用事例の紹介があった。
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◎Second Miracle from MAPEI
MAPEI Giogio Ferrari氏

Mapeiコンクリートサスティナビリティの挑戦として、フライアッシュ、シリカフームとナノシリカでコンクリートを作る。Co2削減、資源の再利用、耐久性の向上(質の向上)を図ることが可能。
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◎500万m3創出への挑戦「生コン需要創造のカギは舗装!」
東京エスオーシー株式会社 常務取締役 渡辺夏也氏

道路舗装の実情、舗装用生コンの需要(期待度も含む)、コストやメリット等について


◎IBB Probe(輸送中の生コン品質管理システム)共同開発進捗報告と販売計画
IBB Denis Beaupre氏
株式会社パーク 取締役社長 若王子大輔氏
GNNマシナリージャパン株式会社 代表取締役 廣藤義和氏
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IBB Probeの商品説明、日本版スマートアジテーター車の概要説明、今後の展開についての案内
・IBBprobeによるスマートアジテーターの可能性
・全数量あるいはランダムサンプリングで、納入されたフレッシュコンクリートにおける全データがロギングされる。
・クラウド上にデータを集積
Probeの計測するデータ以外の動荷重データ、原材料品質データ等を組み合わせれば無数のビッグデータベースを構築でき、膨大なデータの他変量解析により、変動要因を多く併せ持つコンクリートの法則を解き明かすことを期待できる。


◎現場で生コン製造・納入!“どこでも”モバイルミキサー車
REIMER&レミックスマルハチ 代表取締役社長 山下八起氏

山下社長より導入した“モバイルミキサー車”(写真参照)の紹介があった。課題は今後の運用。地方においてはどんな需要にも対応していこうとする熱意がうかがわれた。
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◎GNNメンバーからの発表

・コンクリート補修業を生コン工場の新規事業として活用した事例
(有)長岡生コンクリート プロダクトマネージャー 小松英樹氏 
・生コン集約化事例:「水耕栽培事業、メガソーラ事業への展開」
炭平コーポレーション 代表取締役社長 鷲澤幸一氏
・高炉スラグ微粉末を用いた高耐久コンクリートの製造
東伸興産 取締役ソリューション事業部長 渡邉清信氏
・スラッジ、戻コンの問題はもう過去の話
「大阪兵庫工組回収骨材の有効利用検討WG」報告 WG主査 栗延正成氏
「ネオミックス」報告 依田儀一商店 専務取締役 依田健一氏
   
講演発表終了後に懇親会(立食パーティー)が開催され、セミナーの熱い熱気はそのまま、大盛上がりの中終了しました。

新東産業株式会社 開発部 仲田昌弘



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2013年10月30日

平成25年度 東京・静岡・長野コンクリート診断士会合同セミナー報告Vol.2

前回報告の続きです。

土木研究所の見学セミナー

土木研究所(つくば)の概要は、
独立行政法人土木研究所
 つくば中央研究所
 水災害・リスクマネジメント国際センター
 構造物メンテナンス研究センター
 敷地面積:333,475m2、建物延床面積:48,029m2(A〜Iブロックの9施設)

今回見学するのは、
CAESAR「日本の土木構造物は老朽化が始まり、構造物の健全性を評価し、維持管理する技術の確立を急ぐ必要性から研究組織を改組・発展させ、道路橋の安全管理のための構造技術に関わる総合研究機関」
で、2008年4月1日に設置されました。

主な実験施設は、
 構造物実験施設(30MN大型構造部材万能試験機、1,000kN疲労試験機、
 大型構造物繰返し載荷試験装置、構造物繰返し載荷装置)
 構造力学実験施設(輪荷重走行試験機)
 部材耐震強度実験施設
 耐風工学実験施設(低速風洞)
 基礎特殊実験施設
 基礎機械格納庫
 臨床研究用撤去部材保管施設(劣化部材を展示)
 試験橋梁

全国14箇所から「ASR・塩害・凍害をはじめ、多数の劣化・損傷(複合劣化)により撤去された構造物」が展示されており、これらを調査さながらの体験(見る・触れる等実体感)することが可能でした。今後の構造物の調査・診断に役立つ貴重な見学・学習をすることができました。ご案内頂いた、ご担当者の方々に深く感謝を申し上げます。

診断士会集合写真
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セミナー座学
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30MN大型構造部材万能試験機
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実荷重試験機
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試験体(津波による実想定荷重)
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銚子大橋(鋼5径間ゲルバートラス桁)劣化部材の耐荷性能検証後の部材
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神戸橋(鋼板接着で補修されたRC床板)凍害・疲労による複合劣化
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神戸橋(橋梁)ASR
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旧温海川橋(橋脚)発錆限界塩化物濃度に関する調査(鉄筋の被り他)
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津波橋(RCT桁橋)塩害による落橋
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植苗橋(ポストテンションPC橋のグラウト充填状況)
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能生大橋(橋梁、床板)塩害
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首都高速 (火災損傷)
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ショウボンド補修工学研究所
 
基本理念は
「化学と土木の有機的な融合から生まれる技術の土木・建築分野への展開」
経験工学から補修工学へ
研究所の概要は
 敷地面積:21,146m2
 本部・研究棟、大型実験棟、移動載荷試験棟、供試体製作棟、屋外展示場の6施設
 研究棟:高分子材料の研究開発を中心に行う施設

製品の耐久性を評価する環境試験室、機械的特性を測定する物性試験室、劣化メカニズムや劣化状況の解析ができる電子マイクロアナライザー(EPMA)をはじめとする各種分析装置等を見学しました。
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大型実験棟及び展示

長さ20mの梁、幅4mの床板等の試験が可能な500kN構造物疲労試験機、
恒温恒湿室内200kN構造物疲労試験機、
全天候室(自然環境を再現、日射、気温:-20℃〜+60℃、降雨、降雪)

250kN移動載荷試験装置
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展示(塩害損傷と対策事例)
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とても充実したセミナーでした。有難うございました。

東京コンクリート診断士会正会員 仲田昌弘



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2013年10月21日

平成25年度 東京・静岡・長野コンクリート診断士会合同セミナー報告Vol.1

平成25年9月27日、東京コンクリート診断士会(41名)、静岡コンクリート診断士会(15名)、長野コンクリート診断士会(8名)の3診断士会合同による見学セミナーが開催されました。
3診断士会の他、東海コンクリート診断士会から2名、広島から1名の参加もあり、参加者は計76名!関心事満載の内容で盛況に実施されましたので、その内容をレポートします。

台風一過の快晴の中、独立行政法人建築研究所(つくば)を見学。
研究所の概要は次の通りです。
・昭和54年4月 現筑波研究学園都市に移転
・敷地面積約180,000m2、28施設(延床面積:42,579m2)
住宅・建築・都市計画技術に関する研究開発、地震工学に関する研修等幅広い活動を公的研究機関として公正・中立の立場で総合的、組織的、継続的に実施している機関。
安全・安心で持続可能な住宅・建築・都市の実現に向け、国土交通大臣より示された4つの研究開発目標があります。
・グリーンイノベーションによる持続可能な住宅・建築・都市の実現
・安全・安心な住宅・建築・都市の実現
・人口減少・高齢化に対応した住宅・建築・都市ストックの維持・再生
・建築・都市計画技術による国際貢献と情報化への対応
その他、緊急性の高い政策課題(東日本大震災等)や、UNESCO、JICA、CIB等と連携した国際協力活動の支援等の活動。

今回の見学予定は、建築材料実験棟、クリープ実験棟、暴露試験場、防耐火実験棟、実物大実験棟の5施設です。

■表玄関
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■建築材料実験棟
5000kNの耐圧試験機
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支柱の剛性さに驚き

アンカーの引き抜き試験
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中性化試験
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被覆材の暴露試験
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膨大な数にあ然・・・。放置場所がなく廊下にまで


■クリープ実験棟
コンクリートのクリープ試験
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木材のクリープ試験
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暴露試験場
暴露試験場 種々のパネル他
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昭和40年代の軽量骨材コンクリート
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暴露試験場の看板:ジョーク
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■防耐火実験棟
耐火試験炉内
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耐火試験炉
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壁部材用耐火試験炉:手前パネルを壁部材にして試験
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高強度コンクリート試験体 爆裂状況
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集成材の燃焼実験体
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一般に木材の燃焼速度は、1mm/1min


■実大構造物実験棟
実大構造物実験棟内概要
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実大構造物実験棟内
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大規模な実物大実験設備に驚き!
安心・安全な持続可能性を実現する技術の発展に尽力されている様を目の当たりに見て感激しました。
あっという間の一時間半の見学セミナーでした。

土木研究所、ショーボンド建設株式会社 補修工学研究所見学セミナーについては次回Vol.2にて報告します。

東京コンクリート診断士会正会員 仲田昌弘

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2013年06月21日

道路橋補修・補強事例集

2013年6月6日(木)、“「道路橋補修・補強事例集」概説及び技術講演会”が日大理工学部 駿河台校舎1号館CSTホールにおいて開催されました。道路橋補修 補強i―ギルド研究会、一般社団法人 日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所の主催、日本大学の協賛により行われました。
当日のプログラムは以下の通りです。

開会の辞 山崎淳 会長(日大名誉教授)
今技術講演の趣旨および「道路橋補修・補強事例集」の発刊について挨拶

特別講演「インフラの価値とメンテナンス」
(一財)橋梁調査会 西川和廣 審議役 (前国総研究長)

インフラの価値について、その価値は単純に評価できるものではない。B/C(費用便益比:Cost・Benefit・ratio)インフラを整備する費用で新たに生まれる経済効果(投資効率)を表わした数値では計り知れない効果があると思われる。その効果は、一様でなく重層化していて、複雑な系性(非線形)でもつものである。
日本には、約13万本の橋がある。供用年数を50年とすると、メンテナンスしなければいけない橋数は、毎年2,600橋になる。ちなみに毎年2,000橋が新設で竣工している。数値的にみても至難の業である。
 
メンテナンスの手段として、1.長寿命化(戦略)、2.予防・安全策(戦術)として検討を進めている。しかし、メンテナンス(維持管理)は設計との間に大きな壁、違いがある。設計は演繹的で解は一つ(絶対)であるが、維持管理は帰納的(数多くの「例」を集積することで結果を導く)で絶対がない。簡単にマニュアル化できない難しさがある。

インフラの価値は重層化していくので“創発”的であるといわれている。不安定なインフラ(メンテナンス不備で機能しないもの)は、価値を“創発”しないことになる。従って、メンテナンス(維持管理)は重要な役目となる。

「道路橋補修・補強事例集」概説PDF参照
コンクリート橋  19編
コンクリート床板 10編
鋼橋       16編
下部工・基礎工   9編
橋梁付属物    11編

2012 IABSE参加と欧州橋梁視察(エジプト、UAE、トルコ)
ゴトウコンクリート(株)松林秀佳氏
視察報告を写真にて披露、解説
各国の興味深い映像の報告は大変迫力がありました。

欧米土木構造物補修 補強調査
NEXCO総合技術研究所 野島昭二氏
欧米の土木構造物の補修・補強に対する組織とガイドラインについての報告

ASRの現状と対策
金沢大学工学部土木建設工学科 鳥居和之 教授
北陸地域(富山県、石川県、福井県)に建設された土木構造物を20年に渡って調査を続けたASRの現状と対策についての講演

ASRの発生した構造物の劣化状況、その構造物に対応した種々の対策について具体的な解説。(本事例集に掲載)
近年では、ASR反応が全アルカリ量3kg/m3未満、2.5kg/m3程度でも膨張反応が生じ、ひび割れ等の劣化が発症している事例がある。
また、骨材の反応性試験方法による(化学法、モルタルバー法)で区分A(無害)と判定されているにも関わらずASR反応を発症する事例もある。
現在、これらのことも踏まえて鋭意検証、対策等議論している。

閉会の辞 池田甫 副会長(元JH試験研究所長)
その後、懇親会が2階ラウンジにて盛況に行われました。

日本コンクリート診断士会会員 仲田昌弘


posted by 新東産業 at 16:00| 対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする